沈黙フライドチキン | なごちゅう。

沈黙フライドチキン

どうも、お久しブリーフのび太です。
今日も普通の日記。


まぁなんというかさ。
いつもながらに唐突ですけどね。

「女は目で犯せ。」

ってね。
言うでしょ。



深いよね。実にディープ。



先人はおっしゃいました。

「言葉で伝えるより、無言で伝える方が心に響くこともあるんだぜ。相手の目をしっかりと見つめてごらんよ。目で思いを伝えるって難しい。でもな、ちゃんと伝わってるもんなんだなコレが。



ところで君。

そこの勘違いしてる君な。

眼球ペロペロしなさいって教えじゃありません。

コラやめなさい。」



深いよね。いや、実にディープ。



それでね。
今日のお昼の事でした。

コンビニで弁当をチョイスしてたんですがね。

唐揚げ弁当があったんですよ。


後り一個。


僕は唐揚げが狂おしい程に大好きでね。
そりゃもうパイオツの次に大好物。

そんな訳でね。

グハハ貴様はもうワシのモノだ!今日は思う存分ペロペロしてやろうか。って。あ、唐揚げの話ね。


そう手を伸ばそうとした刹那。


ふと隣にいたおじいさんと目が合ったんです。



老人のつぶらなHITOMIが、僕に告げます。



「なぁ若いの。悪い事は言わんよ。ここは、手を引こうや。」



あの瞬間。


日本の片隅にある田舎のコンビニで、僕と老人は確かに無言で感じ合っていた。

交わしたのは視線だけ。



もちろん僕らには面識はなかった。

でも言葉は必要なかった。




僕は、唐揚げに手を伸ばすのをやめた。


そして一言、目で告げた。


「じいさん。アンタに譲るよ。でも次はさ、俺の番だぜ。へへへ。」






そしたらおじいさん普通に幕の内弁当買ってた。



全然通じあってないし。

誰よ。無言で通じ合うとか。おクスリでもやっとりますなソレは。



まぁとにかく、唐揚げ弁当は美味しかったです。
言いたかったのはソレだけ。


浅いね。実に浅い。内容が。


まいっか。

それではまた。