大仏ボンバー | なごちゅう。

大仏ボンバー

お久しブリーフ、のび太です。
今日もザ・グレート普通の日記であります。


実は先日会社で人事異動の連絡がありましてね。

僕の日頃の行いを考えるとさ。



上司「のび君のび君。」

僕「はい、なんでしょか。」

上司「のび君、これまでご苦労さま。」

僕「そ、それはリストラ的な、アレですか?」

上司「違う違う。そんなじゃないよ。」

僕「良かった。」

上司「リストラじゃない、君のリスタートさ。」



とかいってクビでも切られてもおかしくない。

まさしくクビの皮一枚の攻めぎあいといった感じな訳でね。


まぁ、実際にクビでも切られたら上司のチクビをねじ切るつもりで通達を受けたんですがね。



無事にね。

僕のクビも上司のチクビも繋がっております。

良かった良かった。





えっと、転勤になりました。




あれ。

あれれ。



所長、右チクビ準備しといてくださいね。



いやいや。
まぁね。

転勤も色々。それは分かってます。

感情的になったらイケないね。COOLにいきましょう。



なんにしても問題は場所ですよ。えぇ。

適度に栄えて暮らしやすいとこならね、どこでもいいのよ。うん。




えっと、奈良県ですか。




なるほどこれはまた斬新な。

時代が1300年前だったら都でありますなぁ。
なんと立派な平城京ってね。






ってね、じゃねぇだろ。
ちぎられたいの?チクビ。

「頑張ってエヘヘ。」てコラあんたチョット!
エヘヘって。そんなかわいこぶる年じゃないでしょうが。

いや違う突っ込むのはそこじゃない。




だいたい遊ぶとことかあるんですか?

どうなの?


休日は鹿にカンチョーして遊ぶくらいしか遊びがないんでしょ。奈良県って。


何して遊べばいいのよ。







あ、仕事か。

ふむ。納得。




ってするわけないでしょ。ねじりチクビの刑にしたろかてホンマに。




それでね。
今日はそんな激情を歌にしました。
聞いてください。新曲で。



「NaRa」



NaRa / 作詞Nobi-T

静かな奈良公園の夕暮れ。
ベンチ座る僕一人。
向かいには楽しげな家族三人。
澄んだ瞳で少女がたずねる。

「パパ、あの人なんか臭いねぇ?」

あぁ今日もまた夜が来る。どこに寝る僕ホームレス。

やってられっかとつぶやきながら今宵も鹿カンチョー。
(シェケナベイベーなんてこった)


はしゃぐ子を見てしょげる僕。
澄んだ瞳で少女がたずねる。

「ねぇパパ、これもドングリ?」

いいえ、それは鹿のフンです。

辺り一面鹿のフン。

コラ口に入れるんじゃありません。
(シェケナベイベーそれコウン)


そうしてまた今日も夜が来て。狩りに出ようとした僕に、ふいに声をかけたのが君だった。

「鹿です。」

あぁ。これは頭がもうダメかもしれません。
鹿の声が聞こえる25歳なんてジブリにもいません。

「もう無意味な狩りはやめて。」


そして目が覚める朝。

込み上げる不思議な感情。


ポロリポロポロ僕のヒトミからナミダ

ポロリポロポロ鹿のアヌスからコウン


そっと涙拭いて。(お尻拭いたげて。)
No more cry.Make smile.

そして今日から新しい一日が始まる。


終わり







あぁ。なるほど。これは頭おかしいわ。

転勤以前にクビじゃないのが奇跡でしょうな。えぇ。

我ながらそう思います。



さて、引越しの準備しなきゃ。
それではまた。