微笑みの爆弾 | なごちゅう。

微笑みの爆弾

どうもお久しブリーフのび太です。


問.ご職業は何ですか?


アンケートでこういう質問がよく書いてある。

ご職業。


居酒屋のアンケートの場合ならば、往々にして答えは「AV男優」とか「ネオニート」。

そうするとなんだか店員の対応が凄くさめてなんだかアンニュイな気分をデザート感覚で楽しめます。

ドMにはおススメ。


しかし、銀行やその他もろもろの申し込み時はそうはいかない。

きっと怒られます。


受付嬢「いい年して、何やってるんですか?(氷の微笑)」





さささささ寒い!!

そりゃそうですわ。普通にいい年して怒られます。





まぁだから「サラリーマン」とか「メーカー勤務」とか書くわけですがね。


しかしね。


これってあんまり気にしなかったけどやっぱスポーツ選手とかなら。


「プロ野球」とか「プロゴルファー」とか書くんでしょうね。




かかかかかっこいい!!




やっぱりプロってついたらなんだか格が違います。

きっと先の受付のお姉さんもうっとり。


受付嬢「よかったら連絡先教えていただけませんか?(恥じらいの微笑)」






ファック。


そういう男の財布の大きさを測るような女共は皆等しく滅亡すればよろしい。

ちくしょう。

サラリーマンの何が悪いって言うんだ。



こうなったら「プロサラリーマン」とか名乗ってやろうか。



受付嬢「よかったら精神病院の連絡先教えましょうか?(残念そうな微笑)」





そうですね。

やめておきます。




しかしね。


プロフェッショナルって、意味合い的には「専門的な技術、知識を持つ人間」なわけでね。


そういう意味ではさ。

働いてお金を稼いでいてね、ある意味ではサラリーマンでもその業種の中ではプロな訳で。


また皆さんも、接客のプロだったり、奉仕のプロだったり、料理のプロだったりetc




とにかく世の中プロだらけ。

別に名乗らないだけで、(プロ)サラリーマンっていうのはあながち間違ってもいない、と思う訳です。






そういえば先日大阪は天王寺にて電車に乗ったんですがね。

まぁ多分、口も半開きで、ぼーっとしながらのらりくらりと歩いていたんでしょう。


ある男性に声をかけられたんですよ。



男性「すんません、電話をかけたいんで、小銭もらえませんか?」



突然のことで、あっけにとられながらもそういえばポケットに小銭が入っていたなぁと思い、

あさるとやっぱりあった百数十円。



僕「どうぞ。」



男性「すんません、すんません。」



そう言いながら、

その男そのままマネケンのワッフル買ってた。



えええええええええ。



まるで迷いがない。



そう、この人は「他人の小銭で生活をするプロ」


まぁ世の中って広いから、こういうプロもいてしかるべきだけどちょっとおっさん小銭返せや。

それ俺のワッフルや。






しかし、こういうプロってなろうと思ってもなかなかなれない。


いやまぁ別にこのプロに対する興味はまるでゼロだけれども

それでも他の、いろんな業種のプロには憧れる。



職を変えるということ。



やっぱりソレについてくるのは世間体、周りのしがらみ、交流関係その他もろもろ雨あられ。

今背負い込んでる仕事をかなぐり捨てられますか?

地位も名誉も全部捨てて、泥水すすって一からがんばれますか?


と問われると、やっぱり答えはノーだから


明日からまた会社がんばってきます。




僕はやっぱりプロサラリーマンですから。






受付嬢「二回死んでください(微笑なし)。」



そうします。

三回死にます。


それではまた。